可愛すぎるFF!!「ワールドオブファイナルファンタジー」をレビュー
「初めて」って
とても記憶に残りますよね
私が覚えている中で一番古い記憶が
3歳の時、列車のドアに手を挟んだことですw
あの時、初めて救急車に乗ったんですが
救急隊員の方がとてもカッコよかったこと
何より
救急車の内部があんな複雑な造りになっているとは
20年以上経った今でも鮮明に覚えています。
え?歳がばれるって?
謎を解き明かす楽しさもあるよねw
さぁ茶番はこれくらいにしておいて
今回は
について紹介します!!
FFファンなら誰しも
一回は作品名を聞いたことがあるのではないでしょうか?
ファイナルファンタジーシリーズの
外伝的なポジションになっていますが
とりあえずは
総合評価
を発表しましょう!!
価格(価格はセール品も含む)
9点/10点
ボリューム
7点/10点
操作性
7点/10点
グラフィック
8点/10点
ストーリー
6点/10点
現時点で気になっている方のために
価格の比較もかねて
なに!?
価格か全然違う!?
Amazonが割引セールやってるみたい・・・
まずは、
遊んだことがない人の為に
ざっくりとした
ストーリー
を紹介しますね!
主人公は双子の男の子と女の子
ひょんなことから「小さな人たち」が住む世界
「グリモアル」に入ってしまいます。
その世界で主人公たちは「救世主」と呼ばれ
過去作品の主人公たちとグリモアル中を探検することになります。
しかし探検する中で
「別の記憶」を取り戻していく主人公たち・・・
迫りくる黒幕結末はいかに!?
という事で
デフォルメ化されたキャラクターがメインで登場する
シリーズ作品では数少ない作品になっています。
次に
買おうと思った点
を紹介していきましょう
買おうと思った点その①:デフォルメ化されたキャラクターへの好奇心
ファイナルファンタジーといえば
八頭身美女
美麗なグラフィック
シビアな世界観
切ない結末
が世界のファンたちをつかんでやまない要素になっていると思うのですが、
正直、
「デフォルメ化された世界観で
これらの要素を再現できるのかな・・・」
と半信半疑でした
しかし
「再現しているとしたら
どんな展開になっているのだろう」
と好奇心が芽生え
「これは遊んでみるしかないな」と思ったのがきっかけです。
買おうと思った点その➁:愛着のあるキャラが登場
皆さんどんなジャンルでもいいので
「あなたの推し」っていますか?
いる方にお聞きしたいのですが、
「推しが実写化される!!」とか
「推しが別のゲームに出てる」となったら
「お!?」とその作品について興味がわきませんか?
たぶんこのゲームのセールスポイントになっているかもしれないんですが、
いろんな作品からいろんなキャラクターが登場していて
過去作のファンも取り込めるよう
デザインされているんです!!
かく言う私も
「ファイナルファンタジー13」の「ライトニング」が
デフォルメ化されたと聞いて
興味が湧いたことがきっかけの一つになっていることは間違えありません。
さて、ここからは
実際遊んでみて感じたことについて
話していこうと思います。
まずは
面白かった点
について紹介します。
面白かった点その①:結構ライトな印象
従来のファイナルファンタジーシリーズは
愛・友情・希望・絶望・決別・再会など、
比較的「大人なゲーム」としての印象が
私の中で強く
ファン的には
「今作もどんな切ない展開が待っているんだろう」
と期待したファンもいるでしょう。
(ほかのレビュー見ても不満な点の多くはシナリオ・・・)
しかし、今回は相当ライトなペースでストーリーが展開します。
あんなに和気あいあいとしゃべるシーン
どこのゲームを遊んでも見つけることはできませんw
ファイナルファンタジーに対して
「良くも悪くも先入観の無い」私にとっては
結構面白いストーリー展開になっていたと思います。
今作は「ファイナルファンタジーガチ勢」
ではなく
「ファイナルファンタジーちょっと遊んだことあるよw」
くらいの方たち
つまりライトユーザーをターゲットに
していたのではないかなと思います。
重厚なストーリー展開を望んでいたプレイヤーからは
結果的にマイナス点になってしまいましたが
自分みたいな「遊んで事あるよw」程度であるならば
むしろ新鮮味があって楽しかったです!!
面白かった点その➁:古くても新しく感じるゲームシステム
今作はよい意味で「典型的なRPG」なんです。
(あれ?ポケ〇ンぽい?)
敵を倒してレベルを上げて
ボスを倒して次のステージへ
オーソドックスなゲーム進行は
プレイヤーからしたら
「いつもやっているゲーム」で
当然進め方がわかっているので
「何かを新しく覚える」という負担が軽減されます。
例えばFPSの操作は
「L2トリガーでADS(つまりスコープを覗いている画面)」
という操作を何作品もしているので
「今回の作品もそうだろう」と思いチュートリアルを飛ばしていきます。
しかし今回は「R3でADSになるゲーム」で
チュートリアルを飛ばしていたことによって
使い慣れない操作を強いてしまう・・・
たった1つの仕様を変更しただけでユーザーには
相当の負担をかけてしまいます。
そこで、今回評価したいのは
古典的なゲーム展開で
「ある一つのシステム」を加えることで
「古典的なんだけど新しく感じる」
ゲームシステムが実現していました。
それがノセノセとバラバラです。
魔物を最大三体までノセノセすることで
各々で攻撃するより強力なダメージを与えられます。
バラバラにすることで攻撃を分散することもできます。
このようなシステムは斬新ですが、
古典的なコマンド性バトルと組み合わせることで
古典的だけど新しく感じることができました。
面白かった点その③:デフォルメキャラがとにかく可愛い
2頭身のキャラが可愛いんですあんなツンケンしていたキャラが・・・
新しいキャラクターの内面にギャップ萌え・・・
というんでしょうか、
とても愛着がわきます。
キャラクターがそんな感じなので
バトルシーンがほのぼのしてますw
バトルシーンのノセノセや
ステージ移動中などキャラクターを引き立てる
工夫が至る所にあります。
さてここからは
実際に遊んでみて
残念だった点
を紹介していきたいと思います。
残念だった点:あれが無い
少し遊んでとても違和感を感じたところ
それは
「武具や防具が無い」所です。
このゲームを最後まで遊んで感じたことは
「あれ?物足りない?」でした。
プレイ時間的にはかなり遊んでいたのですが、
しまいました。
なぜかと考えた時に
RPGには必ずあっていいと言っても過言ではない
「装備を変える」という行為がなかった
からなのではないのかなと感じました。
装備を試行錯誤して自分なりの最恐装備をビルドして
ボスに挑み打ち勝つ
このプロセスを抜いてしまったがために
「がっつり遊んだ感」が薄まり
物足りないと感じてしまったのかなと思いました。
では最後に
直してほしいなと思う所
なんですが・・・
紹介しましょう
直してほしい点:キャラの個性が一人一人が薄い
決められた章の数で
全体を収めないといけないので
キャラクター一人一人の個性が
薄くなってしまうのは当然なのかもしれないです。
大体1章につき2~3人の割合で
固有キャラが登場する計算となっています。
一見よさそうに見えるところですが
なぜ
あまり各キャラクターたちに思い入れが無いかというと、
1キャラ当たりの接触時間が少ないからです。
もし、ライトユーザー向けに開発したのならば、
もう少しキャラごとの接触時間を
増やすべきではないだろうか?
と感じました。
例えばサブクエストなどを用意して
そのキャラごとの原作を追う物語
(大体20~30分くらいで完結するクエスト)
を作ってプレイヤーに追体験をさせる
そうすることによって否が応でもキャラクターの名前は覚えるでしょw
そこから「これ、原作やってみたい」
となるわけですよ(採用してくれないかな?)
さてこんなとこで今回は
いったん終了しておきましょう
「面白そうかも?」
となった方がいらっしゃいましたら
ぜひ見てみてください!!
このレビューで
この作品に少しでも興味を持っていただけたらなと思います。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
おやすみなさい!!!