ゾンビの量だったら任せろ!!『World War Z』をレビュー!

最近映画を見ていて

絶対絶命の場面で「自分ならどうするか」

なんて考えてしまうんですよねw

しかも「絶対絶命だけど生き残るシーン」

ではなく「絶対そこで登場人物が死ぬシーン」

で死ぬ登場人物の立場で考えてしまうんですよねw

いっぱい思考を張り巡らせるんですが

結局だめなんですよね…

「そもそも怪しい島になんか行くな!!」

なんてツッコミは物語が成り立たなくなってしまうのでダメなので、

「死地に行く」という前提で話したときに

「死に役」のキャラクターはどうしても助けられないし

生き残れないんです…

逆に、「全員生存のデスゲーム」って、

カオスな感じしますね…

そう考えると、

監督とか脚本家って

キャラクターの生き死にを自由に決められるので

いわばその作品の「神様」ですよね…

憧れるわ~

 

 

というわけで今回は

「これ生き延びんの無理じゃね?」と

手軽に絶望感を提供してくれるゲーム

World War Z

について紹介します!

 

 

 

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(解像度はバラバラ・・・若かれし頃のサムネは見せるの恥ずかしいですなw)

 

さっそく

総合評価

から行ってみましょう!

 

 

総合評価

 

 

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価格(価格はセール品も含む)

6点/10点

ボリューム

5点/10点

操作性

7点/10点

グラフィック

8点/10点

ストーリー

6点/10点

 

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まずはどんなストーリーなのか

紹介します!

 

あらすじ

 

人類は絶滅の危機に瀕している。

謎の奇病が蔓延し、

死んだものは

ゾンビの群となって生存者に襲いかかる。

総勢20人のキャラクターは互いの力を信じ生き残ろうとする。

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ニューヨークからモスクワ果てはエルサレム、東京、マルセイユまで。

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ゾンビのパンデミックが拡がり続け終末が迫る中

ゾンビの大群を倒しその脅威を乗り越えて生きよ。

 

 

ということで、

実はこの作品は映画

world war Z

にインスピレーションを受けて開発されました。

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映画に関しては

公開当日に見に行ったくらい大好きな作品でした。

これ以上言うと、

買うに至った

面白そうだった点

が書けなくなりそうなので、

前置きはここまでにしておきますw

 

 

面白そうだった点その①:映画の影響

 

 

映画版『world war Z

は本当に迫力があって

開始早々の

「人類の希望の事故死」

には「あ、終わったやんw」という絶望。

そして今回ゲームにも出てくる

ステージでイエルサレムが出てくるんですが

「絶対ゾンビは入ってこれないな」という所に

観客の想像の斜め上をいく方法で侵入してくるゾンビ…

なんて表現すればいいのかわかりませんが、

「絶望という感情のスコール」

といえば良いのでしょうか…

とにかく絶望…

しかし、その絶望があるからこそ

希望がとても明るく見える

と言うか煮え切らないエンディングでもちゃんとまとまってくると言うか…

とにかく私からしたら

「ゾンビの価値観が変わった映画」

と言っても過言ではありませんでした。

この映画を原作としたゲーム…

映画の世界観やゾンビをどのように表現しているのか、

とても気になりました。

 

 

面白そうだった点その➁:妄想が止まらない

 

なんか誤解を招くような見出しになってしまったのですが、

やはり原作ベースで

「どんなゲームなんだろう」

と想像したとき真っ先に想像したのは、

「あのゾンビの数をどうやったら捌けるのだろうか」

というところ。

いろいろ想像が広がります…

どでかい武器を使って

敵に五月雨の如く銃弾を降らせるとか

爆弾で目の前の敵をハンバーグにしていく。

などなど想像は尽きませんでした。

原作を知っているからこそ

ワクワクが止まらなくなったところもあります。

また、ゲームのPVを見てみると

何百という敵が大通りの向こう側から迫ってくるシーンがありますが

「ど迫力」の一言。

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グレネードランチャーを撃った時に表示されるキル数を見たときは

「爽快」の一言につきます。

 

 

発売日まで悶々とした気持ちで待っていたのですが、

年齢制限を見ておらず、

オンライン上で買えなくて、

購入できたのは発売日から5日後のこと…

悔しかった…

 

ということで遊んで見たときの感想など、

面白かった点

について紹介します。

 

 

面白かったところその①:ストーリーモードが淡白

 

 

原作があるので

「原作に沿ったストーリー」が展開されるのかと思いきや

そんなことはなく、

原作に出てきたロケーションで

どうやって生き残っていくかみたいなところが主体でした。

なのでストーリーというよりも

「無心にゾンビを狩れ」という感じでした。

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コールオブデューティなんかもそうなんですが

「ストーリーを見なくても楽しめる」

というゲームの部類に入っていると思います。

ただNPCを様々なステージ、

シュチュエーションなどに対応していき

チャプタークリアを目指すゲームになっています。

おそらく今回のゲームの肝は

「ソロプレイではなくマルチプレイ」なので

ストーリーを真剣に攻略するのが目的ではなく、

マルチプレイでわちゃわちゃ遊ぶ

というのが最終的な目標になります。

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なのでストーリーはどちらかというと

マルチプレイを遊ぶためのチュートリアルなのでは?」

と感じました。

コールオブデューティでも同じ事が言えると思います。

それではここで、

マルチプレイをメインに出来るゲームの共通点」

を今までゲームを遊んでみた中で

まとめてみたので少し紹介します。

・豊富な武器

・豊富なステージ

・ストーリーモードは簡潔になっている

・一目で理解できない要素がない

 

こんなところですかね…

武器とステージについては

長く多くのプレイヤーに遊んでもらうためです。

ストーリーに関しては

「ただのチュートリアル」なので

「感情移入は不要」というスタンスで構成されていることによって

基本技能を拾得させて早い段階で

「いざ前線(マルチ)へ」となっていく方が

マルチプレイの人口を増やすことが出来き、

それがマルチプレイのマッチングがスムーズにノンストレスに出来るための工夫

になっていると思います。

一目で理解できない要素という部分に関しては

「ストーリーを重くしない」という理由のほかに、

「どうせマルチに実装出来ない」ので

入れてもマルチプレイとソロプレイのギャップが生まれてしまい、

ある種の「違和感」にってしまいかねないからです。

「シンプルイズベスト」というんでしょうか。

いずれにせよ、

マルチプレイとソロプレイのバランスがとれているというのはとても

評価出来ていました。

 

 

面白かった点その➁:爽快感を出す工夫

 

インディーズの強みというべきポイントは

「リスクありそうなコンセプトを作品として実装できる」

というところだと思っています。

(「ラスアス2」の制作秘話が悪い例)

今作のコンセプトと言うのは恐らく

「大量のゾンビを倒す爽快感を提供する」事だと思います。

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でも、どうやったら爽快感を出せるのか。

そこで今作の「爽快感を出しているところ」

について列挙してみようと思います。

・しとめたときのサイトの変化

・ゾンビの量

・ゾンビ一体一体のステータス

 

この3個ではないかなと思いました。


サイトの変化に関しては画面中央にどこに向かって打っているのかわかるように

十字のサイトがついているんですが

ここが敵を倒すと赤く光るんですよね。

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画面中央にあるのでかなり目立つのですが、

赤くなるたびに「倒している実感」

が沸いてきてこれが爽快感につながっているのではないかなと思います。

ゾンビの量とステータスは言わずもがなという感じなのでしょうが

ゾンビ1000体で

体力もゴリゴリだったらただの

クソゲー」になってしまいます。

『デイズゴーン』でもそうだったんですが、

単体で出てくるゾンビと

大群で出てくるゾンビでは

圧倒的に大群で出てくるゾンビの方が体力少ないんですよね‥

倒しやすい体力だからこそ

「爽快感につながっているんじゃないかな」

と感じました。

 

 

結構面白かったのですが、

続いて

残念だった点

について紹介します。

 

 

残念だった点:ボリューム不足

 

アップデートされて現在は少し改善されたものの

やはり気になるのがボリュームが少し足りない

という所です

原作があるゲームとは言ったものの、

関係のないステージ、

関係のない主人公たち

関係のない武器が存在している点で

もう合わせる必要はありいません

ステージはとても作りこまれていて

ストーリーモードでは「はらはら」が止まりませんでした。

別に一つのストーリーに完結しているわけではないので

もう少し多くのステージを増やしてもいいのではないのかな

と感じます

マルチプレイに関してもステージがとにかく少なく

「ん!?一つだけ?」

そこさえ充実させてくれれば

もう少し評価が高かったと思うと少し残念でした。

 

最後にどうしても

改善してほしいところ

があります。

 

 

改善してほしいところ:ボリュームが足りない

 

アップデートなどして

今は改善されてるのかな~とは思うんですが、

結構マルチプレイがメインになってくるゲームとなると

ステージ数が少ない…

レギュレーションが少ないのは結構許せるというか、

ただ、これはステージ数が

一定以上ある場合を前提としているので

あと4~5ステージくらいレパートリーが欲しいかなと思いました。

本当に個性のあるキャラクターがほどほどにいたので

かなり遊べたのですが

「映画」という原作があってそれをベースにしていたゲームなので

ステージ数が少ないのは致し方ないのかな?とは思っていました。

ステージが空港だけは余りにも少ない…かも

せっかくキャラクターでやりこみ要素があるのに

ステージ数の少なさでマイナスになってしまった感じがして

とても残念…と感じました。

映画見ていても

「ここステージとして使ったら絶対おもしろいよね」

って所がたくさんあるので

ぜひステージ数…増やしてください!!

 

という訳で、

かなりクオリティーの高い作品で

さらに見たことのある映画が原作と言うことで

かなり没入感を感じて遊べたゲームだったので、

ぜひ映画を見てからゲームを遊んでみて下さい!

最後に

もう一度

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(多方面からの回し者になってしまった…)

それではまた別のゲームでお会いしましょう!バイバイ!!