ノベルゲームの究極進化『DETROIT: BECOME HUMAN』をレビュー
なんか最近
タイトルが大げさすぎる気がするのですが・・・
大丈夫かな?
怒られないかな・・・
新しく出てきたゲームが
面白かったらタイトル・・・
変えるべき?
誰も見ていないから、よし!!
さぁ今回もとっておきのゲーム持ってきました!!
今回は
『DETROIT: BECOME HUMAN』
紹介していきます!!
それでは早速
総合評価から見ていきましょう。
総合評価
価格(価格はセール品も含む)
5点/10点
ボリューム
8点/10点
操作性
7点/10点
グラフィック
9点/10点
ストーリー
8点/10点
この時点で興味が湧いた方のために
ぜひ参考にしてみてください!!
思い出しただけで
手汗が・・・
テンションが安定しているうちに
ストーリー
を紹介します。
あらすじ
AI技術とロボット工学の発達により、
人間そっくりのアンドロイドが製造されるようになり
人間は過酷な労働から解放されようとしていた。
それにより人類は
更なる経済発展を手に入れる一方で失業率が増大。
貧富の格差が拡大していった。
アンドロイドによって職を奪われた人々は
反アンドロイド感情を持つようになり
排斥運動にまで発展していった。
こんな混沌のなか、
本来交わることのない3人の主人公が絡まり合い
誰も想像し得なかった結末を迎える・・・・
どちらかというとSFっぽいゲームなんですけど、
ありそうな未来が
忠実に描写されていて
とても共感できる時代背景となっています!
結末についてはぜひあなたの目で確認してください!!!
続いては
面白そうだった点
紹介していきましょう!!
面白そうだった点その1:PVで見た映像の美麗さ
かなりストーリー重視のゲームで
選択肢によってシナリオが変わってくる
昔あったゲームで言うと
「カマイタチノヨルニ」のようなノベルゲームだったので
「ムービーゲームかー。じゃあ、グラフィックも綺麗でないと」
なんて思ってPVを見たところ
「え?映画だったの?」
と少し困惑するくらいグラフィックが美麗だったことを
2~3年前の事ですが今でも覚えてますw
グラフィックは没入感を得る上で
とても重要な要素の一つだと思うので
かなり好印象でした。
面白そうだった点その2:ノベルゲームのクセに自由すぎる操作性
デモ版でここまでこのゲームの深みを知れるなんて。。。
レベルデザイナー。。。
恐るべし。。。
デモ版で遊べる所までの流れをご紹介すると、
まず、
プレイヤーは目標(今回は人質救出)を達成するまで
様々なアクション起こします。
例えば、
犯人のプロファイリングとか
金魚を助けるとか。。。
そしてプロファイリングした結果が
事件解決に大きな影響をもたらします。
この自由度の高い操作性は
まるで現実世界でやっているかのような錯覚を起こし
より没入感を深める要因になっていると思います。
実際デモ版やったのですが、
デモ版でも8周したくらいやりこみ要素があるんです!
だんだんテンションが上がってきましたw
ネタばれになってしまうのでここでは言えませんが、
急展開を見せるストーリー主人公たちに迫る
残酷な運命など思い出せば出すほど
驚きの連続で呼吸困難気味になっていたことを思い出しますw
(ごめんなさい誇大表現でした・・・)
続いて今作の中でも特に
面白かったところ
を紹介します!!
面白かった点その1:ホントグラフイックがきれい
やはり全体的に暗い雰囲気が立ちこめていて
どんなに晴れていてもどこか暗い雰囲気なんですよね…
映像から「情緒」的なものがあふれてくる
というか
グラフィック以外にもあるんでしょうかね?
美麗でかつ儚い雰囲気を表現するための何か特殊な技法が。。。
心理的な何かを利用しているのかそれとも・・・
教えて!!クアンティックドリーム!!w
どちらにしろ、
確実に言えることは
私がゲームの世界に引き込まれていたってことです。
文字通り「息をのんだ」瞬間でした。
面白かった点その2:ものすごい分岐
アクションの取り方
会話中の分岐
アイコンを瞬時に入力する(QTE)
このすべてが将来くるマルチエンディングに影響していきます。
本当に多様なエンディングがあって
エンディングの種類はまさに「十人十色」と言っても過言ではありません。
しかし、
ここで気になるのが
「え?そんなん全シナリオ見るの無理じゃね?」
と思ってしまった方いらっしゃると思います。
しっかり全エンディングを見てから終わりにしたい
と思う方もいらっしゃると思います。
そんな方にも心配ご無用!!
チャプターごとのリザルトと一緒に
プレイヤーが選択したシナリオと未解放のシナリオが
樹状図として時系列ごとにまとめらたものが表示されます。
これを見ることによって、
「次は違う選択を見てみよう!!」となるわけです!!
この詳しいけど、
分岐条件を明かさない曖昧な樹状図も
「もしかしてこうすれば解放できるかも!?」
と閃かせてくれる余地が設けてあるので
やりこみ要素を盛り上げる仕掛けの一つにもなっていると思います!
面白かった点その3:ポイントがもらえるのも面白い点の一つ
「アクションゲームでもないのにポイントがもらえる?」
って思った方もいらっしゃると思いますが、
リザルトの結果によってはポイントがもらえる事があります。
そのポイントで登場人物のフィギュアなどと交換できます。
この要素はサブの中のサブ・・・
ゲーには本当に関係ない要素なんですが、
「コレクション癖」といいますか、
何かを集めることが、私大好きなんです!!
(誰かとこの気持ちを共感したい!!)
なのでとてもコレクション癖をくすぐられる要素の一つ
となっていて
これもまた深くやり込めるゲーム要素の一つなのではないかなと感じました。
以上で面白かった点の紹介は終わりますが、
何種類かフィギュア集まってなかったのを思い出しました・・・
遊ばなきゃw
さてここからは実際に遊んでみて
残念だったところ
について紹介します。
残念だったところその1:アクション要素がもっと欲しい
今作では場面場面でその都度
選択肢が出てきて
選択することによって
ストーリーを進めていくのですが
シューティングやバトルなどの要素が無い分
ストーリーに集中できるのですが
戦争狂である私(自称)
から言わせると
すこし刺激が足りなかったのかな
と感じました。
ノベルゲームの弱点でもあるかもしれませんが
派手なアクションゲームを遊んでいるプレイヤーには
少し退屈に感じてしまうかもしれません。
残念だったところその2:すべてが暗い
ごめんなさいw
「シナリオに文句付けるってとうとう焼きが回ったな」
と思われるか他もいらっしゃると思いますが
とにかく暗い!
主人公たちは所詮「物」として扱われ
それに抵抗するストーリーなので
暗い雰囲気が立ちこめています。
どれだけ希望が見えようと、友情、愛があろうと簡単に散っていきます。
シナリオ分岐によっては少し明るいエンディングがある
(自分は見ていないので何とも言えない)ようなのですが、
遊んだプレイヤーから「鬱ゲーだ…」と言われないように
明るい雰囲気で終わるエンディングもあって良いのではないか
と思いました。
さて今回も長々書いてしまいましたが
ここで終わりにしましょう!!
最後まで呼んでいただいてありがとうございました!
この記事を読んで少しでも
このゲームに興味を持っていただけたら嬉しいです。
最後にもう一度
それではまた別のゲームレビューでお会いしましょう!!
バイバイ!!