ヨーロッパ版時をかける少女『ライフイズストレンジ』をレビュー!
最近年のせいなのか
「青春系の映画」を見ていると
「あー、あの頃は若かったな~」
と私情が挟まって
うまく映画の内容が飲み込めなくなってしまいました。
最近みた映画で言うと
『君の膵臓が食べたい』ですかね…
気になる方はぜひ見てみてください!
この映画で浜辺美波さんが好きになりましたw
ということで今回は
「時を巻き戻す」
という不思議な能力を持った少女が
「運命」という荒波に抵抗していく
『ライフイズストレンジ』
を紹介していきたいと思います。
まずは総合評価から行きましょう
総合評価
価格(価格はセール品も含む)
7点/10点
ボリューム
5点/10点
操作性
6点/10点
グラフィック
6点/10点
ストーリー
9点/10点
気になっている方のために
参考にしてみてください!!
つづいてストーリーを紹介していきたいと思います。
あらすじ
主人公は、
オレゴン州の田舎町にある高校で
写真を学ぶマックス。
突然、時間を巻き戻す力を手に入れた彼女は、
5年ぶりに再会した親友のクロエとともに
女子生徒レイチェル・アンバーの失踪事件を調べ始めます。
徐々に明らかになっていく事件の全貌
そして自分の能力に対する副作用。
あなたは全ての真実を見る覚悟がありますか?
ということでタイムリープというだけで
かなりそそられる要因にはなっているのですが
思春期の少女たちの物語ということで
『時をかける少女』
を彷彿とさせるとても不思議なゲーム展開がかなり癖になる作品でした。
さて、それでは買うに当たって思った
面白そうだった点
について紹介していきたいと思います。
面白そうだった点:コンセプト
前述したとおり「タイムリープ」って
とてもロマンがあると思っていて
「出来ないことが出来る」って
のめり込める要素の一つとなっていたと感じました。
また「女子高生がメイン」ということで
どのような展開が待っているのか
興味が湧が湧いて購入を決めました。
「タイムリープ」と「女子高生」の組み合わせは
興味を引くものがありますね。
「出来ないことが出来る所に惹かれる」
というところに結論が帰ってくるのですが、
私はタイムリープもしたことないですし
女子高生でもなかったので
惹かれて行ったのかなと感じました。
最近のいわゆる「なろう小説」もそのたぐいでしょう。
さてここからは実際に遊んで
面白かったところ
について紹介します。
面白かったところ①:ゲーム全体のデザイン
ちょっとアニメーション寄りなデザインは癖になりました。
ファイナルファンタジーのように
限りなく現実世界の人間にグラフィクを寄せるのも良いのですが
今回はなんだか「アニメを見ているような」感覚でした。
少し浮き世離れしたストーリー展開で
少し戸惑った部分もあったのですが
夕方の夕日に照らされた主人公のやりとりを見ていると
不思議なことに没入感を得ることができました。
浮き世離れしたストーリー展開と
アニメ寄りのグラフィクがとても相性が良かったです。
面白かったところ➁:タイムリープの使い道
今回、主人公の能力として
「過去に飛べる」ということで
寮の前にたむろしている不良たちを
時間を巻き戻して仕掛けを作り
あたかも事故のように見せかけて全身ペンキまみれにしたり、
ボールが当たり痛がっている友人に対して
当たる前に時間を戻して助けてあげるなど
ストーリー進行中に出てくる回避不可能な謎解き要素を
タイムリープをつかって解決すると言う
かなり斬新なシステムになっています。
時間を操ってギミックを解決すると言うのは
『シンギュラリティー』や『タイタンフォール2』
という有名タイトルでも少し登場するのですが、
ここまで「タイムリープ×謎解き」をさせるゲームは
滅多にないと思います。
またストーリー展開もゲームとしては斬新で
『シンギュラリティー』や『タイタンフォール2』では
「タイムリープを使って解決したぞやった!」で終わりなんですが
今作は「副作用」もシリアスな展開と共に描かれていました。
「過去を変えてしまったか故に降りかかる災難」が
とてもシリアスに表現されていました。
最初の10分くらいで友人が殺される運命を変えてしまったばかりに
主人公が住んでいる街が大災害に見まわれると言う
「バタフライエフェクト」が発生します。
ここの「悲惨な副作用」があり毎回衝撃を受けていました。
この波乱に満ちたシナリオからくる衝撃こそ
「プレイヤーに没入感を与える」
要素の一つとなっていると感じました。
ではそろそろ
このゲームにおいて
残念だったところ
を紹介していきたいと思います
残念だったところ:操作する機会が少ない
私自身今作に対しては
「直してほしい所なんてなくない?」と思った作品でした。
しかしそんなことやってしまうと
後々の自分が「こんな判例あったし今回も書かなくていいや」と
だらけかねないので
本日は様々なレビューサイトを見た結果
浮かび上がってきたプレイヤーの「不満」について紹介します。
それが「ボリュームの無さ」でした。
今作のジャンルがアドベンチャーゲームとなっていたのですが、
どちらかというと
『デトロイトビカムヒューマン』のような
「ノベルゲーム」としての要素が強いのではないのかなと思いました。
ノベルゲームの弱点として
「プレイヤーが自ら操作をしている」
と実感できる機会が少ない
という所があります。
機会が少ないと「ゲームを遊んでいる」という実感が持てず
プレイ時間は長くてストーリーも完結しているのに
「え?もう終わり?」となってしまいかねません。
なので今回提案させていただきたいのが、
「世界観はそのままでちょっとしたミニゲームを追加する」
という事です。
例えば主人公の友人の母親がダイナーで働いているのですが、
「注文と料理を運ぶのを手伝う」というミニゲームを追加したり
友人が父親からくすねてきた銃で遊ぶシーンがあるのですが
「どれだけ空き缶を撃てるか」というミニゲームを追加するなど
「少しでもプレイヤーが
コントローラー操作ができる機会を増やす」事
が最善なのではないのかなと思いました。
またメニュー画面で直接ミニゲームにアクセスできるようにして
世界のプレイヤーと競争できるようにしたら
ボリュームも上がると思いました。
それでは今回もここで終了しようと思います
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後にもう一度
よろしくお願いします。
また次回も別のゲームでお会いしましょう!!
ばいばい!!