原点回帰した恐怖『バイオハザード7』をレビュー!
大学時代に大学の近くにあった
「いろいろメニューはあるのに唐揚げ弁当しか出さない弁当屋」
であった出来事なのですが
ゲンコツ大の唐揚げがリーズナブルでおいしくてその影響で
当時ものすごい通っていました。
(週6の頻度で通っていましたw)
しかし突然事件が起きます。
どこかのYouTuber(名前は覚えてません)が
ものすごい数のお客さんが来てしまい店は大繁盛になりました。
なぜこれが事件になったかというと、
お客さんが大量に来るので今までの製造方法では
大量にくるお客を捌き切れなくなり、
とうとう「作り置き」をするようになってしまいました。
原因は不明ですがこれ以降食べた後に「胃もたれ」を頻発するようになってしまい
それ以降通わなくなってしまいました。
あの頃の唐揚げが食べたい…
ということで今回は
「原点回帰」というテーマで制作された
とことん怖い
トラウマレベルの作品
『バイオハザード7』
をレビューしていきたいと思います。
今回は怖い、キモイ、リアルの三拍子
がとうとう合体した究極のホラーゲームになっています。
それでは早速
総合評価を見ていきましょう!
総合評価
価格(価格はセール品も含む)
7点/10点
ボリューム
7点/10点
操作性
8点/10点
グラフィック
8点/10点
ストーリー
8点/10点
すでに気になってしまった方のために
参考にしてみてください!!
続いてストーリーを紹介していきたいと思います。
あらすじ
主人公イーサンには
行方不明となっていた妻のミアがいた。
彼女の失踪から3年
もはや打つ手なしに見えた捜索だったが
ミアから突然のメッセージが送られてきた。
彼女を探すため、イーサンはメッセージの導きを頼りに
同じく3年前に行方不明となっている
ルイジアナ州の片田舎に住んでいた農場主の
ベイカー一家の放棄された邸宅へ向かった。
屋敷の中を調べるイーサンだったが、
そこで彼は不死身の狂人と化した
ベイカー家の住人に襲撃される。
辛くも境地を脱したイーサンは
自分宛にかけられてくる謎の女性の電話から助言を聞きながら、
妻ミアを救出し屋敷からの脱出するため、
邸内を探索していく。
進むごとに強まる闇の気配と事件の真相
あなたは最後まで向き合えますか?
といえ事で今作の主人公は
ジルやレオンなどの
バイオハザードシリーズを知らない人でもわかるキャラクターではなく、
イーサンというオリジナルの主人公でした。
なので
「これまでと全く違ったバイオハザードになるんじゃないの?」
と思った作品でもありました。
さて、ではここから
買うに至った
面白そうだったところ
について紹介していきたいと思います。
面白そうだったところ:恐怖をそそるステージ
PVを見たときの衝撃は強烈で、
「むっちゃクオリティーの高いインディーズかな?」
と思ってしまったくらい空気感が
私の知っているバイオハザードではありませんでした。
私が初めて遊んだバイオハザードシリーズは
「ゴリゴリのアクションゲーム」からデビューしたので
バイオハザード7で感じた空気感は
「異様」なものでした。
この「異様」という部分が
「恐怖」を生み出していた
要素の一つだと考えているので、
もうこの段階で
「制作者の思うつぼ」だったと言うことですねw
一方でこの「異様さ」が
私にとってとても新鮮だと感じた点でもありました。
ここ最近感じるバイオハザードシリーズ全般の流れとして
「アクションゲーム寄り」のゲームになっていました。
今作は「バイオハザード=アクションゲーム」
という印象をこの段階でうまく打破出来た
のではないのかなと思いました。
それではここから
実際遊んでみて
面白かったところ
を紹介していきたいと思います。
面白かったところ①:キモいグラフィク
ゲームを初めて10分くらい遊ぶと、
とある番組の撮影クルーの視点で操作する事になって
廃屋にやってくるのですが、
腐った食べ物、
レンジの中に入った鳥の死骸
そして光に照らされてきらきら光る埃など
「めっちゃ汚いじゃん」と
つい叫んでしまいそうになっしまいました。
「REエンジン」によって
グラフィクが向上していて
埃などが光に反射してきらきらするところとか、
鍋の中にある液体と
鍋に浮かんでいる食べ物だったもの
そしてそれに生えているカビのようなもの
それぞれ質感がわかるくらい光の反射具合が違って暗くて、
白黒位しか色の判別か付かないけれど、
光の反射で質感がわかるという
とてもリアルな表現になっていました。
これが、「没入感」を生んでいる要素になっていました。
面白かったところ➁:室閉鎖環境の恐怖
今までのゾンビとは全く異なるクリーチャー
どこから出てくるかわからない緊張感
ボスとなる家族たちから追いかけられる恐怖
これらは「恐怖を煽る工夫」の一つとなっていました。
しかし、もう一つしかも重要な要素があります。
それが「ステージ自体」だと思いました。
孤立無援の中、「民家」という閉鎖された空間を逃げまどいながら
クリアを目指すということで
見つかって逃げるときも「すれ違い」幅が狭い廊下ではできません。
なので敵と同じ方向に逃げて隠れるしかありません。
ずっと後ろから野太い声が聞こえてくるわけですが、
あそこが一番怖いw
「閉鎖空間」ももちろん怖いですが
「閉鎖空間がプレーヤーへ及ぼす行動制限」
が一番怖かったなと思いました。
さてここまで紹介してきましたが、
最後に
残念だったところ
を紹介していきたいと思います。
残念だったところ:ボリューム
かなり怖くてなかなか進まないと思うところがありましたが、
いざ終わってみると、
意外にプレイ時間が短かったと感じました。
しかし、ビビりな私は「2周目はやらない!!」と心に決めていました。
(結構トラウマになっていました。)
なのでストーリーにはあまり手加えず
かつ少しでも1周のボリュームを増やせる
かつ2周目のプレーヤーが「めんどくさいな」と感じない
ように付け足せないかなと考えたところ一つ名案が浮かびました。
プレーヤーがビデオテープを介して
ステージ攻略のヒントにするという
ゲームシステムの一つとなっています。
これが、かなり有能で
「ここにこのアイテムがあるのか」というようにヒントになりますし、
見なくても攻略は出来るので
2周目以降は見なくても大丈夫なようになっています。
「せっかくの新要素だったのにもったいない」と感じました。
なので
「怪物と化した家族の回想シーンなどの
がいいのではないのかなと思いました。
「ストーリーには関係なくとも
自宅なんだからそういうビデオテープがあってもいいよね」
と違和感なく馴染ませる事も出来ると思いました。
ということで今回はここで終了させていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後にもう一度
よろしくお願いします!
また次回も別のゲームでお会いしましょう!
バイバイ!