これはゲームなのか『デスストランディング』をレビュー!!

皆さんは「初めての買い物」ってどうでしたか?

初めて買い物をしたのがコンビニで駄菓子を買った時でした。

商品をかごに入れるのは他愛も無いことですが

いざレジへ行こうとしたときはとても緊張したのを覚えています。

母に「お釣り誤魔化されないようにね!!」

と言われていたので、

ちゃんとおつりがあるかどうか確認していたのを思い出します。

緊迫感にさらされた後の

「タラタラしてんじねー」は格別でした。

 

ということで、今回は小島監督が独立してから初めて開発し

世界中のプレイヤーが注目した作品

『デスストランディング

 

f:id:kajikajigames:20210623235033j:plain

を紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

 

早速総合評価から見ていきましょう!

 

総合評価

価格(価格はセール品も含む)

5点/10点

ボリューム

7点/10点

操作性

7点/10点

グラフィック

10点/10点

ストーリー

8点/10点

 

 

早速気になってしまった方のために

楽天Amazonの商品リンク張っておきます!!

ぜひ参考にしてみてください!!

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

DEATH STRANDING PS4 通常版 PCJS-66054
価格:6325円(税込、送料別) (2021/6/19時点)

楽天で購入

 

 

 

 

この作品は僕が遊んできたゲームの中でも

「不思議なゲーム」となっていたので

どこが不思議だったのかを

解明しつつ紹介していきたいと思います。

まずはストーリーを紹介していきたいと思います。

 

あらすじ

 

デス・ストランディングという現象により

崩壊した世界が舞台。

f:id:kajikajigames:20210623235039j:plain

ある事故をきっかけに特殊体質「帰還者」となったサムは

そんな世界の遠隔地で生活している人々のために

単独で物資を配達する仕事をしていた。

ある日

以前所属していた組織「ブリッジズ」の拠点へ

荷物を届けたサムは

彼の育ての母親ブリジットと呼ばれる

アメリカ最後の大統領が

末期のガンによって危篤状態という情報を受け

拠点内の病棟へ向かう。

f:id:kajikajigames:20210623235052j:plain

サムはブリジットの最期に立ちあい

彼女が果たせなかった望みを聞く。 

それは、必要な物資を配達し

そこで形成されたつながりを

網のようにはり巡らせてアメリカを再建することだった。 

またブリジットの実の娘が

先遣隊として赴いた西海岸の都市で

もう一度デスストランディングを起こそうと画策している

f:id:kajikajigames:20210623235114j:plain

謎のテロリストに身柄を拘束されていることを聞かされる。

計画に否定的だった主人公ではあるが

アメリを助けるついで

という口実で再建の手伝いをすることになる。

成り行きで譲り受けた装備品のBBと共に

f:id:kajikajigames:20210623235044j:plain

サムは単身で北米大陸を横断する任務を開始した。

主人公は旅をする過程で

デスストランディングの謎と

隠された真実が明らかになっていく。

f:id:kajikajigames:20210623235106j:plain

 

 

 

 

ということで今回のゲームは

「各地へ物品を配達すること」

が主なゲーム内容となっています。

皆さん「配達するだけ?」

と感じた方もいると思いますが

ここが今作の「面白さの原点」となっている気がします。

これ以上解説すると、後半なにも書けなくなってしまうので

話をいったん区切って

次はこのゲームを買った理由を

面白そうだった点

に絞って紹介したいと思います。

 

 

面白そうだった点①:小島監督の作品だったから

 

今作を購入した多くの方が多分この時点で

購入を決めた方もいらっしゃると思います。

メタルギアシリーズ』の制作をしており

小島監督」の愛称

(自分が勝手に呼んでるだけかも知れませんが…)

で知られ、国内外で名前が知られています。

自分は『メタルギアソリッドピースウォーカー

からメタルギアシリーズを遊んで

それから小島監督の名前を知り、

今ではInstagramをフォローするまでに…

小島監督の作品って

不思議と引きつけられる作品が多いんですよね…

なぜかは話すと長くなりますし、

ほかの方がまとめてくれていたので割愛します!

ゲームタイトルってとても重要だと思っていて

ゲームタイトルの重要性についてはどこかのタイミングで

話させていただいたので深くは語りませんが、

「ユーザーに興味を抱かせる」

ための役割を担っています。

では、今回の「小島監督の作品だったから」

というあたかも媚びを売っているような見出しと

どのような関係があるのか?

それは「小島監督」という人こそが

「ユーザーに興味を抱かせる」役割を担っていたからです。

f:id:kajikajigames:20210623235102j:plain

おそらく「小島監督」ではない方だったら

もっと売上本数が少なかっただろうし、

自分も「発売当日に購入」なんて事はなかったと思います。

しかし、「この人の作品だから買おう」

とユーザーが思うためには

ゲームタイトル同様に

「ユーザーとゲームやクリエイターとの間の信頼関係」

が存在してやっと成立するのではないかなと思います。

 

 面白そうだった点➁:奇怪なゲームシステムとスパイス

 

ゲームシステムもかなり奇怪で、簡単に言うと

「世紀末後のクロ○コヤ○ト」

みたいな事をするゲームなんです。

本当に奇抜で実機プレイを見させてもらったときも

目的地までただひたすら歩くみたいな感じで正直

「え?ゲームとして成立するの?」

ととても不安でした。

ゲームに対する物足りなさが第一印象でありました。

f:id:kajikajigames:20210623235057j:plain

しかし、突然不穏な音楽が流れ

空が曇り

幽霊のようなものが現れます。

プレイヤーはその幽霊を避けつつ

その場を去ろうとしますが

すんでのところで幽霊に見つかってしまい

地面に引きずり込まれます。

ただここでゲームオーバーになるわけではなく

その幽霊を何倍も大きく強くした敵

いわゆる「中ボス」のような敵キャラと戦う羽目になります。

f:id:kajikajigames:20210623235027j:plain

しかしここが自分の目を引いたところで

「ほぼなにもないフィールド」

で歩き続けていると

スリリングなシーンに突入する。

お腹が空いているせいか食べ物に例えてしまうんですが、

「素うどんと七味」のような組み合わせだなと思いました。

素うどん汁のみの味付けを食べていると正直飽きますよね…

しかしそこに柑橘系の香りと唐辛子のピリ辛が加わると

量的にはほんの少しなのに、

七味がアクセントになり箸が止まらなくなります。

(自分勝手な感想になります。申し訳ございません。)

 

 

このように時々くる

未知の敵とのバトルは手に汗握るものがありました。

それでは実際に遊んでみて

面白かったところ

についてご紹介しましょう。

 

面白かったところ①:達成感

 

主人公の仕事は「荷物を運ぶこと」ほとんどそれだけです。

ストーリーが進むにつれて

敵対するキャラクターと戦う時に

シューティングゲームのように遊ぶ」

事も出来ますが

武器素材の入手や

このゲームの最大のポイントとなる建材の原料などは

配達を行うことで道中で拾うことができます。

とにかく背中にいっぱい積み込んだ荷物を

目的地に届けるだけです。

しかし目的地までの道のりが長く、

起伏の激しい坂を登ったり

降りたりをハシゴやロープなどを使って行きます。

正直ここが「辛いところ」になっています。

足を滑らせて落ちるものなら、荷物が破損してしまいます。

細心の注意を払って目的地にいくので神経がすり減りますw

しかし極限の緊張を乗り越えて

目的地まで荷物を無傷で届けられた達成感

ほかのゲームでは味わえないようなものでした。

f:id:kajikajigames:20210623235057j:plain

「つらかったけど、後もう少し遊んでみよう」

となるのはおそらくこの達成感があるからなのかなと思います。

 

面白かったところ➁:いいねが癖になる

 

このゲーム特殊な点がもう一つあって、

それが「通貨がない」ところです。荷物を届けても

もらえるのは少量の資源やアイテムなど現物支給

「顧客からのいいね」です。

f:id:kajikajigames:20210623235039j:plain

「いいね?」と思われた方もいらっしゃると思うのですが

この「いいね」をゲットすることこそが

生きがいとなります。

今作の最終的なゴールとしては

「バラバラになったコロニーを

カイラル通信によって一つに繋げること」です。

しかしカイラル通信の接続には

「居住者の許可」が必要になります。

もうお気づきになられた方もいると思いますが

「いいね」を稼ぐことによって

カイラル通信を接続させることができるんです。

なにかの「怪しい勧誘」っぽくなってしまっているのですがw

「いいね」が重要な役割を果たしていきます。

そのほかにも今作はソロプレイ専用になっているんですが、

フィールドには

ほかに遊んでいるプレイヤーの設置したオブジェクトが

配置されるようなシステムになっています。

そのオブジェクトに触れたり使用したりすると

そのオブジェクトの所有者に「いいね」を送ることができます。

NPCからもらう「いいね」もいいんですが

実際のプレイヤーからもらえる「いいね」は

少し恥ずかしくも

「もっといいねがもらいたい!!」

という感覚につつまれます。

レベル性もなければ強い装備も落とさない

「自分にとって何の利益もないゲーム」ですが飽きることはなく

「ずっと遊べてしまう」従来のゲームでは考えられないですが、

人間の根幹にある「褒められたい」という気持ちを満たしてくれるような作品だったなと感じました。

 

 

 

 

さあここまでほめてきましたが

続いては

残念だったところ

について紹介していきたいと思います。

 

 

残念だったところ:物足りないバトル

 

ボス戦やフィールドのいたるところで遭遇する「BT」

と呼ばれる敵。

メタルギアのような白熱したバトル

グレネードランチャーを撃ちまくれる

そんな爽快感がBT戦にはあります。

しかしストーリー進行の過程で戦うボスに関しては

「一度しかバトルできない」という所があります。

常時出てくるBT戦は正直マンネリ化してしまいます。

「ボス戦がこのゲームのメインじゃないだろ!!」

とお叱りを受けるかもしれないんですが

あのボス戦を経験してしまうと

「もう一度戦いたい」と思うでしょう。

そこで

ミニゲームとしてBOSS戦をリトライできるようにする」

というのはどうでしょう?

ただミニゲームにするだけではあまり

「デスストランディング感」がほとんどないので

戦った動画や写真を

デスストランディング内でアッロードすることで

「いいね」がもらえたりするなど本作とリンクさせるとより

「楽しく長くあそんでもらえる」

要素になっていくのではないかなと思いました。

 

 

 

 

今回はここまでにしましょう!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

最後にもう一度

楽天Amazonの商品リンク張っておきます

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

DEATH STRANDING PS4 通常版 PCJS-66054
価格:6325円(税込、送料別) (2021/6/19時点)

楽天で購入

 

 

 

また次回も別のゲームでお会いしましょう!!

ばいばい!!