世界観はそのままに迫力はその倍に「シャドーオブウォー」をレビュー!!
昔『ロビンフット』という映画にはまっていて
ロビンフットといっても人間ではなく
確かキツネだったと思うんですが
「動物界のロビンフット」であるキツネが
悪逆の限りを尽くしているワニ
(詳しくは覚えておりませんが・・・)
に対して反旗を翻すというストーリーで
ロビンフット放った矢でワニが着てい服がビリビリに破けるシーンは
子供ながらに「爽快」でした。
そのアニメを見て以降「弓矢」というものにロマンを感じて自作
(新聞紙と輪ゴムでできた弓)
してみたのですが
小学一年生が作ったにしてはかなり威力が高く
危険だと判断した母にへし折られました・・・
お母さまが一番お強い・・・・
ということで今回は映画
「ロード・オブ・ザリング」が原作になっている
アクションゲーム
『シャドーオブウォー』
を紹介していきたいと思います。
時系列的には
映画『ロード・オブ・ザリング』より前のストーリー
となっており
オリジナルに近い作品になっております。
さっそく総合評価から行ってみましょう!
総合評価
価格(価格はセール品も含む)
5点/10点
ボリューム
8点/10点
操作性
8点/10点
グラフィック
8点/10点
ストーリー
7点/10点
気になってしまった方のために
よろしくお願いします!!
ではさっそくストーリーから見ていきましょう。
あらすじ
モルドールの黒門を長年の間守護してきたタリオンは
ある時、冥王サウロンの配下の襲撃を受ける。
タリオンは勇敢に戦うも、力及ばず
妻と息子を目の前で殺され自分自身も殺されてしまう。
しかし、その復讐心は奇跡を起こし
死の淵から蘇る。
指輪を作り出したエルフの魂と一体化し
幽鬼の力を得たタリオンは冥王サウロンに復讐を誓い
ウルクたちに戦いを挑む。
ということでとある騎士がオークとの戦いで
息子と妻を亡くしモルドールへと復讐の旅へ出るという
目には目をという「完全無欠のヒーロー」というよりかは
「ダークヒーロー」に似た特性を持っており
シナリオも終始暗い展開でした。
前置きはここまでにしておいて、
ここからは買うに至った理由を
面白そうだったところ
に絞って紹介します。
面白そうだったところ:原作からの期待
『ロードオブザリング王の帰還』
三部作を見た人間としては
「ロードオブザリングがゲームになっていただと!?」
と今回紹介している作品の前作
『シャドーオブモルドール』の存在に気が付いて
衝撃とともにショックを受けていたところ
『シャドーオブウォー』の発売が間近に迫っているということで
急いで予約しに行きました。
原作である『ロードオブザリングシリーズ』は
ちょっとくらい展開で
第一作から9人いた仲間は3組に分断され
主人公は孤独の中
「魔王によって生み出された指輪を捨てる旅」に出ます。
その過程で巻き起こる暗い事件と
一点の光が少しづつ希望に代わっていくという
胸アツな展開になっていました。
そんな映画の中で特に私が好きだったシーンが
「大迫力の戦争シーン」です。
オーク軍何万人VS人間軍何千人の血で血を洗う戦いは
当時中学生だった私の脳裏に刻み込まれました。
それが今回ゲームになるということでわくわくしていました。
「原作があるゲーム」は何作品か遊んだ経験があるのですが、
原作に思い入れがあればあるほど
「このシーンがものすごく好き」というシーンが
ゲームに落とし込めてられていて再現度も高い
となれば原作ファンの購買意欲は最高潮になると思います。
さてでは実際に買ってみて
面白かったところ
について紹介していきたいと思います!
面白かったところその①:爽快な操作性
10メートルくらいある城壁を軽々と飛び越え
時には弓矢で敵を射殺し
ハンマーで粉砕する
多数の敵に囲まれた時は
ボタンコマンドで敵の攻撃をよけて反撃をして
一つ一つがとてもスピーディーで軽やかでした。
ステージとしては
1ステージごとに分かれていますが
一つのステージがとても広く
普通に歩いていたらとても時間がかかってしまいます。
そこで移動スピードはかなり速く爽快に洗浄を駆け抜けられます。
ステージのところどころには
「ファストトラベルができる塔」が点在しており
ストレスなくステージを移動可能でした。
自分はアナログスティックと
時々「△ボタン」しか押していないのにも関わらず
「スタイリッシュな操作をしている」と勘違いしていました。
操作していた「違和感」どころか
「爽快感」を感じていたので
「プレイヤーをアシストして爽快感を得させる」
という点においては
かなり高得点でした。
プレイヤーが初めに体験するのは
「感動のストーリー」ではなく
「主人公の操作」なので
「プレイヤーを長く遊ばせたい」のなら
「操作性を盤石なものにしていく」
ことが確実だと今作を通して感じました。
面白かったところその➁:敵を従属させ戦争を起こす
私が特に『ロードオブザリングシリーズ』で
好きなシーンとして
「大迫力の戦争シーン」を挙げたのですが、
本作はこんなところも
うまく再現していました。
主人公は単身オークの拠点に忍び込んで復讐をしていくと
ストーリーで紹介したので
「戦争ってどうやって起こすの?」
なんて疑問に思う方もいらっしゃると思うのですが、
ほかのゲームではあまり見たことがない
「敵を使役する」ことができます。
ここだけ聞くと『メタルギアシリーズ』を
彷彿とさせるシステムですが、
メタルギアと違うところは、
「味方にした敵を複数使って軍団を結成して攻城戦ができる」
というところでしょう。
ここがワタシ的にイチ押しのシーンになっています。
一生懸命集めた部隊を引き連れて戦争を起こす。
その手のことに憧れがある方は好きだと思います。
攻城戦をするための準備もかなり手が込んでいて
オークに装備させる武器の種類や特性を変えることで
制圧力も上がりますし、
城門を破って敵兵を蹂躙できた時は
「達成感」と「爽快感」を
同時に得ることができました。
ただ「攻城戦までの準備」が大変で
「部隊長」と呼ばれるオークの司令官を部下を蹴散らしつつ
支配して仲間にします
これを何回か繰り返すことによって頭数はそろいますが
ここから部隊長を育成して
戦争に勝てるようにしなければなりません。
一回戦争を起こすのに大体1~2時間は時間を要します。
しかし、
1回でも戦争を起こしてしまったら達成感が忘れられず
準備も苦ではなくなります。
「達成感」ってどんなゲームのレビューにも登場しますが
「ゲームを長く楽しく遊べる」ための重要な要素
であると再確認しましたね。
それでは最後に
残念だったところ
について紹介します
残念だったところ:ソロでも繰り返し戦争したい
物騒なタイトルですが
私がこのゲームで一番面白いと思っているところが
「攻城戦」の部分であると思っていて
ここを繰り返し行うには
マルチプレイに行かなければなりません。
しばらくマルチプレイで遊んでいたのですが、
「マルチプレイができない人は遊べないのか・・・」
と思ってしまったときに
ソロプレイでも攻城戦ができるような
工夫ができないだろうかと考えました。
そこで
「攻城戦専用のステージを設置して定期的に攻城戦ができる仕様にする」
というのはどうでしょうか?
攻城戦が定期的にできて、
そこで従属させた部隊長は
そのまま自分の部隊で使えるようにしてあげることによって
何度も「達成感」をしかもソロプレイで遊ぶことができます。
しかもランダムで「ステージ限定の部隊長」
を入れてあげることによって
ソロプレイにしかない「うま味」を追加してあげると
ソロプレイで遊んでいるプレーヤーに対しても
「長く楽しく遊べる」ゲームになるのではないのかなと感じました。
今回はここで終わりにしましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
最後にもう一度
参考にぜひ使ってみてください!!
また次回も別のゲームでお会いしましょう。
ばいばい!!