なぜか癖になってしまう『Donut County』をレビュー!!

皆さんは、

子供の頃に好きだった「駄菓子」ってありますか?

私の実家付近には駄菓子屋がなく、

コンビニにあった駄菓子コーナーに通ってました。

そこで売っていた「ガブリチュウ」

という商品が好きでいつも買っていました。

「何であんなに食べてたんだろう…」なんて思っていたのですが、

最近久しぶりに食べて、

歯ごたえといい、

ソーダ味の甘酸っぱさといい、

癖になる味でした。

おいしかった~

なんか小学生に戻った気がしますね・・・

思考回路はすでに小学生

 

子供の頃の思い出はここまでにしておいて、

今回はインディーズゲームである

Donut County』

についてご紹介していきます。

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インディーズゲームをご紹介するのは久しぶりなので、

しゃべりがいがありますねw

まずは総合評価から見ていきましょう!!

 

総合評価

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価格(価格はセール品も含む)

7点/10点

ボリューム

6点/10点

操作性

8点/10点

グラフィック

7点/10点

ストーリー

8点/10点

もうすでに興味のある方のために

Amazon楽天のリンク張っておきます!

良かったら参考にしてください!!

 

ストーリーがまた面白ので紹介していきます!

 

 

あらすじ

 

今回の主人公は

ドーナッツ屋を経営しているアライグマと女の子、

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スマホ片手にほのぼの生活を謳歌させている中、

突如街に「動く穴」が出現して

アライグマと女の子を含めた住民たちを吸い込んでしまいます。

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住民たちはその穴から脱出するために奮闘しますが、

次第に「穴をあけ、動かしていた犯人」が

各キャラクターの回想シーンから

判明していきます…

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犯人は誰だったのか、

主人公は穴から脱出出来るのか!?

 

 

ということで、

穴からの脱出劇をゲームに落とし込んでいる

という一風変わった作品です。

新しいゲームシステムのゲームって

ゲームシステムの面白さをまだ体験していないので

「そのシステムが自分にとって面白いのか、

つまらないの分からない」

というある種のギャンブルみたいなところがあると思います。

(大げさw)

「8000円もしたのにつまらない・・・」なんてことありませんか?

ではなぜこの賭けにでたのか

買うに至った

面白そうだった点

をあげていきます。

 

 

面白そうだった点その1:ほのぼのデザイン

 

キルゾーンバトルフィールド

そしてワールドウォーZなど、

「最近激しいゲームしかやってないな~」

と思っていたところ

某ユーチューバーの方がこの実況をやっているところを見て

デザインに一目惚れw

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FFやバイオハザードのように

グラフィックはリアルではなく

どちらかというと無機質と言うか人形っぽさがあって可愛くて

そんなキャラクターから放たれる

「非情な一言」はある一種の「ギャップ萌」を感じました。

良い意味でシンプルなデザインで構成されているので

「安心しながらプレイできそう」だと思いました。

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また、結構高グラフィックなゲームって無意識のうちに

「敷居高そう…」と先入観を持ってしまいやすいんですよね…

実際私もFFを20歳の時に初めてプレイさせていただくまで

「大人のゲーム」だと思いこんでいて

「もう少し早く遊んでいればよかったな~」と後悔した経験があるので、

「敷居が低く感じる」というのはアベレージになると思いました。

 

 

面白そうだった点その2:システムの斬新さ

 

プレイヤーは「穴」操作して行くんです!

「え?それだけ?」と感じたあなた!

(最近この問いかけ方が気に入ってますw)

本当にただ「穴を操作するだけ」なんです。

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「これ大丈夫かな…」

「穴を操作するだけってゲームとして成立するのかな?」

と少しの不安を抱えました。

しかし、

「逆にこんなシンプルなシステムでどこまで完成度を高められるんだろう?」

と好奇心が芽生えました。

 

 

 この二つとさらに価格の安さも加わり、

(価格も意外と重要w)

ついに買ってしまったわけですが、

実際遊んでみて、

面白かった点

について紹介していきます!!

 

 

面白かった点:新感覚のシステム

 

もうこれに限る操作が単調な分

ゲームシステムはとてもわかりやすくて

すぐに理解できる。

基本穴に落とすだけなのでw

しかし、以前持論を述べさせていただいたと思うんですが

ヒットするゲームって「単純な操作で多彩なアクションが出来る」

っていう共通点があります。

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「アナログスティックで穴を操作する」という単純な操作で、

「落とす、貯める、打ち上げる」事が出来き

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操作に対してのアクションの多彩さがありました。

なお、こちらのゲームはステージをクリアするごとに

徐々に謎解き要素が追加されて、

難易度があがっていきます。

穴に重石を落として

扉を開けるとか

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穴に熱湯を張って調味料を入れてスープも作ったり出来ますw

このような「多彩さ」によって

プレイヤーにとっては飽きない工夫にもなります。

自分もやっているうちに「スープ作るの!?」

みたいな本当に新鮮な気持ちでゲームが出来たので。

とても満足のいくゲームだったと思います。 

 

 

最近ではSwitch版も発売されたらしく

かなり人気の作品となっていることは間違いないんですが、

遊んでいて

残念だったところ

について紹介します。

 

 

残念だったところその1:クリア後について

 

どんなゲームにも絶対に訪れるのが「エンディング」です。

しかし様々なゲームがあり、

エンディングの後に

「裏ボスが出てきてもっとストーリーが続く」物や、

「エンディング直前に戻っていつも通り遊べるようになる」など

「長く遊んでほしい」という思いで

できるだけプレイヤーがその作品を手放すまでの時間を稼いでいます。

(言い方がw)

一方で今作は悪意味で

「潔い」作品でした。

今作は工夫次第では

そこそこ長く遊べたゲームになっていたはずですが

ストーリーだけ遊ばせてゲームクリア!

は少し寂しいと感じました。

 

 

残念だったところその2:やっぱりボリューム

 

本当に新しくて、

面白くてずっと遊んでしまったのですが、

あっという間に終わってしまう…

だいたい4時間もかからないくらいなんですよね…

確かにインディーズで価格もかなりお手頃なので、

「これ以上ボリュームを求めるな!!」

といわれそうなんですがより面白く、

より多くの方に遊んでもらうために私が提案したいのは

「フリーミッションの実装」です。

ストーリーはかなり完成度が高く

これ以上の追加シナリオは蛇足になりかねません。

なのでプレイヤーが比較的自由に遊べるモードとして

ストーリーには関係ないミッションステージを実装します。

例えば「制限時間以内に一定スコア稼ぐ」とか

「特定のオブジェクトを穴に落とすまでの時間をタイムアタック形式で競う」

などフリーミッションと言うと

大げさなのでミニゲーム的なものを実装したら

より長く遊べたのかなと思います。

 

以上でレビューはおしまいにしましょう!

自分的には良ゲーだと思ったので、

ぜひ遊んで見てはいかがでしょうか?

もし気になった方いらっしゃいましたら、

Amazon楽天のリンク張っておきます

ぜひ参考にしてください!!

 


それではまた次回別のゲームでお会いしましょう!!